渡辺 佳恵の雑誌にまつわるエトセトラ

Vol.11

Update : 2012/12/05

12月! クリスマス! 恋せよ乙女!

師匠も走っちゃうくらい忙しい12月である。クリスマスをはじめ、パーティがあちらこちらで開かれ、イベント盛りだくさんで1年で最もワクワクそわそわする月かもしれぬ。
「イベントのときに彼がいた方が楽しい」というのはきっと世の常で、思い返せば私が中学3年生のとき、修学旅行を前に“にわかカップル”がたくさんでき、カレができた子は、「自由時間」に同性で固まって行動する子たちにちょっと優越感を持ちながら、カップルで行動していたものだ。大半がその後すぐ別れちゃってたけど(笑)。
そんなわけで雑誌の方も、Seventeenの大特集は「奇跡のXmas LOVEストーリー」、CanCamは「LOVEはおうちにありました」、JJは「社会人のカレができる服 大研究」、と絶賛恋愛応援特集目白押しである。
先日、ニュースで見たデータによると20代女性の実に半数が「現在好きな人もカレもいない」、が、そのうちの三分の一が「クリスマス前の新しい恋愛に前向き」だそうだ。実に半数がカレはおろか好きな人もいないという現状に驚きつつも、三分の一は恋に前向きだというので、「女性は常に恋をしたほうがいい!」論のおせっかいな私としては、ほっと胸をなで下ろした。
それにしても、CanCamの「LOVEはおうちにありました」は実に現代の恋愛事情を反映しているなあ、と思う。バブルまっただ中に大学生だった私は、いっせーのせ、でフレンチのコースを食べ、ティファニーをもらい、高級ホテルにカレとお泊まりし、翌朝チェックアウトのときに友達に遭遇しまくるのがクリスマスだと思っていたし、そんなある意味滑稽な状況に何の疑いも持たず、せっせと右へならえをしていた。そんな話を今の20代の子にしたら、恐らく馬鹿にされるだけだと思うが。

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渡辺 佳恵
渡辺 佳恵
Yoshie Watanabe

’92年から14年間、雑誌「CanCam」のファッションディレクターとしてブームを仕掛ける。 現在は現在はライフ&ビューティディレクター として幅広く活躍中。 女性誌を長年、たくさん見てきた渡辺佳恵さんがJLoveコラムニストとして登場!

<渡辺佳恵公式サイト> http://watanabe-yoshie.com/