渡辺 佳恵の雑誌にまつわるエトセトラ

Vol.04

Update : 2012/08/20

靴とバッグで人生が変わる!?

 ファッション雑誌的に端境期の9月号、スナップと並んで多くの雑誌で特集を組まれるのが、「秋の新作靴&バッグ特集」。今発売の9月号でも実に多くの雑 誌が特集を組んでいる。「9月号」というのは、名前的には9月だけど、発売されるのはほとんどのファッション誌が8月。8月7日の立秋を過ぎ、暦の上では 秋になるし、お盆を過ぎたら真夏の格好をしてるのはファッション業界的には「ちょっと恥ずかしい」という空気なのだけれど、実際はまだまだ暑くて、とても じゃないけれど秋服に目なんて行かない。けれど、小物は別。体感温度にあまり左右されないから季節の先取りがしやすい。服は夏物でも足元やバッグが秋物 だったりすると、それだけでちょっとおしゃれな人に見えたりするし、実際、雑誌でも昔からこの「小物でまずは季節を先取りしよう」を推奨してきた。それ に、ブランド絶対主義だった昔ほどじゃないにせよ、人気ブランドの新作バッグは早いうちに売り切れてしまうから、「いち早く情報をゲットして狙いを定め、 即購入!」したい人のためには、欠かせない情報なのだ。今月も「SPUR」や「VOGUE」では別冊付録になって大きく取り上げていたし、 「BAILA」、「GINZA」などでも取り上げていた。タイトル的にグッときたのが「MORE」の特集。「私を変える新しい靴と新しいバッグ」。サラ リーマンのおじさんが読んだら「靴やバッグで自分自身が変わったりするかよ~。大げさな」と突っ込まれそうだが、おしゃれが大好きなみなさんなら体感した ことがあると思うが、新しい靴やバッグ、服などを買って帰ったときはとても気分がいいもの。気に入っている服や小物に身を包まれているときは、いつもより 誇らしい気分で堂々としていられる。そんな、「いつもよりちょっと自分に自信があるとき」は色々なことに積極的になれるものだし、そういうポジティブな オーラに人は引き寄せられたりする。人が寄ってくる人というのは、当然いい機会に巡りあうチャンスが多い。そう、「新しい靴とバッグで私が変わる」という のは、あながち嘘でもないのである。


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渡辺 佳恵
渡辺 佳恵
Yoshie Watanabe

’92年から14年間、雑誌「CanCam」のファッションディレクターとしてブームを仕掛ける。 現在は現在はライフ&ビューティディレクター として幅広く活躍中。 女性誌を長年、たくさん見てきた渡辺佳恵さんがJLoveコラムニストとして登場!

<渡辺佳恵公式サイト> http://watanabe-yoshie.com/